【教育資金と新NISA】中学受験の塾通い前に貯め切る!我が家の投資戦略とリアルな悩み

「中学受験はお金がかかる」とよく言われますが、実際に塾に通い始めるとその額に驚愕します。前回の記事で各塾の費用比較を行いましたが、大手塾では小4から小6の3年間で優に300万円近くが飛んでいきます。

我が家では、長男が小5で本格的に塾に入る前に「長男分の教育資金はある程度ため切りたい」という強い気持ちで、夫婦のNISA口座をフル活用して資産形成を進めてきました。現在のところ、資産全体の約8割を株と投資信託に回し、現金比率は2割程度に抑えています。最近のインフレ傾向を考えると、この強気の比率は悪くない選択だったと感じています。

この記事では、旧NISAから新NISAへと制度が移り変わる中で、我が家がどのように教育資金を作ってきたのか、そして「今後のNISA枠はどうするのか」というリアルな家計の悩みをご紹介します。

なぜ教育資金にNISAを使うのか?制度の歴史と意義

「教育資金といえば学資保険や定期預金」というのは、デフレ時代の昔の話になりつつあります。NISA制度の変遷を振り返ると、国が「投資で資産を増やしてほしい」とメッセージを送っていることがよく分かります。

旧NISA・つみたてNISAから「新NISA」への進化

かつての「旧NISA(一般NISA)」は非課税期間が5年と短く、ロールオーバーなどの手続きが煩雑でした。その後、長期・積立・分散投資を支援する「つみたてNISA(非課税期間20年)」が登場し、投資初心者にも一気に浸透しました。

そして2024年に始まったのが「新NISA」です。非課税期間が無期限になり、生涯投資枠が1人1,800万円(夫婦で3,600万円)へと大幅に拡充されました。途中で売却しても枠が復活するため、「長く運用して増やし、教育費が必要なタイミングで一部を取り崩す」という、子育て世帯に最適な使い方ができるようになったのです。

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現金だけではインフレに負ける時代

我が家が現金比率を2割に抑え、住宅ローンの繰上返済よりもNISAでの運用を優先している最大の理由は「インフレ」です。物価が上がれば、現金の価値は相対的に下がります。教育費も年々値上がりしているため、現金のまま置いておくだけでは実質的な価値が目減りしてしまうリスクがあるのです。

我が家のNISA投資戦略(オルカン・TOPIX・高配当株)

では、具体的にNISA口座で何を買っているのか。我が家の戦略は非常にシンプルかつ、少しだけ機動的です。

ベースは「オルカン」と「TOPIX」の積立

毎月のベースとなる積立は、全世界株式(オール・カントリー、通称オルカン)と、日本のTOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドです。世界経済全体の成長を取り込みつつ、自分が生活している日本の経済成長にもしっかりベットしていく王道のスタイルです。

下落局面では「高配当株」を拾う

インデックスの積立はずっと放置しますが、市場全体がパニックになって株価が大きく下落したタイミングでは、成長投資枠を使って日本の「高配当株」をスポットで買い増す戦略を取っています。
論理的に市場を分析し、安値で優良な配当株を仕込むことで、将来的なキャッシュフロー(配当金)を強化する狙いがあります。

【リアルな悩み】新NISAの残り2200万枠は埋めきれない?

我が家は、旧NISAで運用していた資金を一旦利確して新NISAに移すなどして、ここ2年で夫婦合わせて約1,400万円の枠を埋めました。
夫婦2人の生涯投資枠は合計3,600万円なので、残り2,200万円の枠がある計算になりますが……正直なところ、この枠をすべて埋めきる自信は全くありません。

中学入学で年間100万円以上が慢性的にかかる現実

長男が中学に入学すると、学費や定期代、部活の費用などで、年間100万円以上の出費が慢性的に続くようになります。小5の通塾開始までに教育資金の「ベース」を作っておいたとはいえ、日々の家計からの持ち出しは決して軽くありません。

手取りは増えず、妻の「100万円の壁」問題も

さらに悩ましいのが収入の壁です。物価は上がっても私の手取りが劇的に増えるわけではありません。また、妻は社会保険料の負担などが発生するいわゆる「100万円の壁(あるいは106万・130万の壁)」を超えてまで働くことには消極的です。
収入の上限がある程度見えている中で、これ以上ハイペースでNISA枠を埋めていくのは現実的ではないと判断しています。

💡 結論:通塾前の「貯め切り」が最大の防御
これから中学受験を検討しているご家庭に強くお伝えしたいのは、「上の子が塾に行き始める前(小4の冬頃まで)に、ある程度まとまった教育資金をNISAなどで作っておく」ことの重要性です。塾通いが始まると、本当に貯金に回す余裕がなくなります。

まとめ:教育資金作りは「時間」を味方につける

我が家のNISA活用法と、リアルな悩みをご紹介しました。

  • 新NISAは教育資金作りに最適な非課税制度
  • インフレ対策として、我が家は株・投信の比率を8割に設定(オルカン+TOPIX+高配当株)
  • 中学以降は慢性的に年間100万円以上かかるため、投資ペースは落ちるのが普通
  • 最大の鉄則は「通塾前にお金を貯め切る」こと

家庭によって最適な資産の割合は異なりますが、早く始めるほど「時間」という最強の味方をつけることができます。塾選びで悩むのと同時に、ぜひご夫婦で「我が家の教育資金とNISAの活用法」について話し合ってみてください。

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